現在d-iZe全国ツアー真っ最中です。
ツアーは週末なので、平日は引越し屋でバイトをしております。
現在働いているのは、先日飲みに連れて行って頂いたところではなく、
10年前の高校3年生の時に、1ヶ月間だけお世話になった思い出深いところです。
10年ぶりの再会に、思い起こされた当時の匂い。
10年前、僕は高校3年生でした。
春休みの間、高校の部活も終わったので、1ヶ月間だけ人生で初めてのバイトを始めました。
僕が選んだのは引越しです。
理由は単純で、身体が鍛えられることと時給が高いことです。
僕は大学進学後、体育会ラグビー部に入ることを決意していました。

付属高校の同期部員は30人近く居ましたが、体育会の門を叩いた者はたったの3人だけです。
日本一の組織に挑戦するには、それなりの覚悟が必要でした。
入部に向けて、身体を鍛えるには引越はもってこいでした。
また学校外なので、僕にとっては初めての社会体験となりました。
引越はただでさえハードな作業ですが、僕は営業所までも30分走って通勤しました。
こんなに頑張ったら、新人練習でもきっと通用するだろうと、大学ラグビーに思いを馳せたのを覚えています。
作業では先輩方に怒られつつ、新人なので全然力になれないながら、僕なりにいろいろと奮闘しました。
そんな僕にもいつもニコニコ接してくれた方、
僕の饒舌なトークに乗ってくれた方、
前歯が2本抜けた元気な60歳の方などはとても印象深かったです。
そんな思い出深いところに10年ぶりに帰ってきました。
まさか大学卒業して戻ってくるなんて、全く思っていませんでしたけどね 笑
当時の人とは会うことは想定していませんでした。
でもまだ5名ほど記憶に残る人たちがいらっしゃることがわかりました。
本日、そのうちの1人に挨拶することが出来ました。
その方は当時からバリバリに仕事が出来た方です。
彼は10年前と変わらず役者をしながら、引越の仕事をしていらっしゃいます。
10年前、新人の僕に優しく作業を教えてくれました。
筋骨隆々、役者ならではのキリッとした出で立ち、それでいて仕事もできるわけですから、僕は心から尊敬していました。
僕は一方的に覚えていましたが、どうやら彼は僕のことをあまり覚えていないみたいでした。
でも僕と作業の間に話したドライバーさんから情報がいったみたいで、
「記憶の片鱗にはあるんだけど・・・
なんだか面白い活動をしているみたいだね。」
と言ってくださいました。
僕はそれだけで満足で、本当に嬉しかったです。

僕の10年後にはどんな再会が待っているのでしょうか。
はたまた10年前の誰かと今再会を果たすのでしょうか。
人との出会いも別れも再会も、どれも皆素敵ですね。
そんなことを感じたハッピーな1日でした(^^)
もっと楽しく!
■5月1日に“トークアート”を行います。

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小林勝宗 Katsuhiro Kobayashi【Carlos】
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