【戦った】フリーランスの失敗を失敗にしないために。

フリーランスの失敗

こんにちは、出張大工と名乗り活動しているカルロス(@crls1031)です。

今回は7-8月にかけて総重量3t分に及ぶ「特大ウッドデッキ製作」に取り組みました。

【完全版】DIYで特大ウッドデッキの作り方【素人でもできる!】

2018.08.08

クライアントは本当に素晴らしい方で、僕がまさに理想と描いていた方でした。

その出会いに感動し、Twitterにも記しました。

こう信じて疑わなかったのですが、それは最終日に起きました。

契約内容に込めた思い

今回の契約は1ヶ月「宿飯+10万円」です。

これは出張大工の基本料金ですが、これには3つの思いを込めています。

1. 宿飯があれば生きられる

僕は今まで宿飯で、縁あったところの様々な活動を手伝ってきました。

旅人が安く旅を楽しむ時に利用する「WWOOF」と同じ契約です。

通常とは異なり金銭を介さないこの働き方は、家族のような関係であり、とても気持ちのいいものです。

2. 正規の大工経験がない

僕は出張大工として活動しておりますが、正規の大工経験がありません。

でもDIYを体験し、DIYの楽しさを知り、これを生業にしていきたいと思いました。
 

今まで小屋作りに4軒携わったり、アースバックハウス含む、様々な建築で手伝いを実施してきました。

だからと言って技術は正規の大工に比べたら劣ります。

そのため1ヶ月10万円、もし20日働いたとすると日当5,000円という契約です。

圧倒的に安く、引越のバイトよりも安いです。

3. DIYを生業にする

僕はWWOOFで十分豊かに生きていけることがわかりました。

でもさらに人を巻き込んでより大きく仕掛けていくためには、ある程度の資金も必要です。

なので宿飯以外にも10万円を頂くことで、これを次の活動に丸っと投資すると考えていました。
 

この上記3つの思いを込めて出張大工というサービスを開始しました。

価格改定しました。

現在は基本料金を1ヶ月「宿飯+15万円」に改定しています。

詳細は記事をご確認ください

【出張大工】1ヶ月「宿飯+月10万円〜」でDIY創作します。

2018.04.16
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ウッドデッキ製作は本当に楽しかった

ウッドデッキ製作の作業は気の合う仲間たちと心から楽しみました。

作業を手伝ってくれたよるゆきくん(@yakou_nt)は、この楽しい作業を動画にまとめてくれました。

 

「平成最後の夏」にふさわしい最高の思い出となりました。

本当に、、本当に楽しかったです。

「経費で買った工具を次の活動で使ってください」

クライアントは僕の活動にも本当に理解がある方でした。

驚くことに

クライアント
今回買った工具は、カルロスさんの今後の活動に使ってください^^

と言ってくれたほどです。

こんな神様はいるのか。

本当にこういうクライアントの元で活動できる喜びを感じていました。

「工具は会社の資産だから置いていってください」

最終日、本来なら契約の期日は過ぎていました。

でも、ここまで尽くしてくださったので、クライアントに貢献したいと思いました。

だから他の予定を終え、ウッドデッキを完成させにわざわざ現場に戻りました。
 

最終日、工具を片付け、約束どおり持ち帰ろうとメッセージで確認しました。

こちらが最後に交わした実際の会話です。
 

前提の共有

クライアントをAとし、一緒にプロジェクトを運営している友人をBとする

 

カルロス
荷物はインパクト1つとビスを除いて撤退しますね^^(※1
クライアント
はい。買った工具や塗料とか、使いますので、残しておいてね!
 

話が違うな、と思いました。

 

カルロス
使いそうなのは置いて行きますが、具体的にどれを置いていってとかございますか??
クライアント
置き場所は、現状で良いですよ。
 

どういうことだろう、と考えました。

 

カルロス
モルタルの道具とかは置いてきますか?(※2
クライアント
はい、会社の資金で買ったもの(請求内訳リスト掲載物)は、残して下さい。

会計士のチェックで現物が無いと、問題になりますので。

宜しくお願いします。

 

ヤ ラ れ た

 

そう思いました。

内心は複雑ですが、努めて明るく返信しました。
 

カルロス
あ、そうなんですね!
てっきり工具とか頂けると勘違いしておりました!

インパクトとかもですね。

クライアント
はい、資産性のあるものは、現物を残さないとなりません。
 

頭が真っ白になりました

悔しかったです


 

僕はクライアントを信じ、示してくれた対価に貢献しようと必死に取り組みました。

だからわざわざ現場に戻ってきましたし、一人では立ち行かないので、たくさんの仲間に協力してもらいました。

これは全て僕の声かけによるものです。

このツイート時点で23名となっていますが、もっと増え30人くらいの仲間に手伝ってもらっていると思います。

工務店に任せると300-500万円の作業を、人件費含め総経費100万円で手がけました。

全て信頼していたクライアントに貢献するためです。
 

悔しさと悲しさが心で溶け合う中、なんとか言葉を紡ぎました。
 

カルロス
僕、Aさんから頂けると思ってたのですが、インパクトとかお借りすることは出来ますか?

次すぐに使うご予定はありますか?

クライアント
当面は、私含め2名で、続きの作業するだけです。
 

もう諦めることにしました。

 

カルロス
ひとまず、僕が持ってきたもの以外は置いていきますね!
 

ウソをつく人、約束を破る人、裏切る人と関わっていては仕方がない。

そう思うことにしました。

※1 まだウッドデッキ作業が少し残っているため

※2 ウッドデッキ製作の前には、モルタル塗りなどを実施した

信頼していた人に裏切られることは人生の最悪の出来事

本当に悔しかったです。悲しかったです。

僕はシェアハウスに住んでいるので、これをネタとしてみんなに話し、昇華させようと努めました。

でもやっぱり悔しくて悲しいんです。

信頼していた人に手のひらを返されることは間違いなく人生最悪の出来事です。

僕の思いの丈を長文に込めた

「ここは大人だから飲み込もう」

そう思い込むように努めました。

工具をもらえるのはサプライズな出来事でした。

たとえそれを除いたとしても素晴らしい現場に間違いはありません。
 

でもやっぱり無理でした。

最後のメッセージは全く誠意を感じられませんでした。
 

こんな理不尽があってはならないと思い、意を決して文章に思いを込めました。

僕の思いの丈は長くなりました。

共同でプロジェクトを動かしているBとの3人のグループに送りました。
 

ーーー

 

すみません、長文で失礼します。

僕は今回のAさんの発言に大変悲しい思いをし、失望しました。
 

僕はAさんが「経費で買った工具はその後の僕の活動に使っていい」と言ったのを聞きました。

おそらくBも聞いていたことと思います。
 

だからこそ、その受けた恩恵に応えるべく、さらに貢献しようとわざわざ現場に帰り、リノベを実施しました。

本来なら契約期日を過ぎているので戻ってくる必要がありません。
 

それが最終日である今日に「工具は会社の資産だから置いていって」と冷酷に言われて、頭が真っ白になりました。

そのつもりで予定を組み、今後のビジョンを描いていたからです。
 

これはAさんの発言を確証するものではありませんが、Aさんのことを素晴らしいクライアントとしてtwitterで発言していました。

フリーランス 失敗

また、出張大工の募集記事(https://crls1031.com/diy)の「持っている工具」にも自分の工具だと思っていたので、記事をリニューアルし追記していました。

以下を変更する必要があり、ブログ読者(未来のクライアント)には僕がウソを書いていることになります。

(変更必要箇所:インパクト 5本 → 1本、サンダー、墨つぼ、スケール 2つ ⇨ 1つ、手のこ、ペンチ、トンカチ 2つ、ハンマー(大))
 

確かに工具をもらえるというのは想像以上の嬉しい出来事です。

それがなくとも裁量権を持たせてくれ、自由に作業に取り組ませていただいたことには、大変感謝しております。

自分の経験としても、特大ウッドデッキを作ったという実績としても、間違いなく大きなものとなりました。

そこに関しては紛れもなく感謝しております。
 

ただ、僕もそれに応えるべく一生懸命取り組みました。

猛暑の中で走り回り、夜中にゲロを吐くほどには取り組みました。
 

もしかしたら僕の単純な勘違い、聞き間違いなのかもしれません。

でもそこに謝意もなく、一方的に決まり切った話のように展開するAさんに失望しました。
 

今回の件はブログ記事にまとめ、フリーランスの失敗談としても世に出そうかと検討しております。

このような境遇になってしまうフリーランスはたくさんいるように思います。
 

Aさんはこの僕の思いをどのように受け取りますでしょうか。

本業で問題を抱え大変忙しい中、誠に申し訳ありませんが、お答え頂ければ幸いです。

何卒よろしくお願いします。
 

ーーー

 

なるようになれ、もうどうでもいい。

そんな思い切りで送れればよかったのですが、小心者の僕は心臓バクバクに緊張しました。

結局、工具はもらえることになった

クライアントからはすぐに返信がありました。

クライアント
工具の件で、相違があったようで、大変失礼しました。
既に予定が組まれているなら、ご使用ください。
但し、最低限、残工事は、私と友人でするので、その分だけ、置いていってください。
大事な事ですので、取り急ぎの短文で、すみません。
宜しくお願いします。
 

僕の思いは伝わりました。

クライアントは本当に良い方だったので、元の良い方に戻ったという感覚でした。

勝つ負ける、ではありませんが僕の思いが伝わって本当によかったです。

でもこの一件があった以上、もう以前のように信じるのは難しいと思います。

フリーランスが契約で失敗しないために

こういったことは基本的には書面で記録するのがいいのでしょう。

フリーランスは契約書が絶対!って言いますしね。
 

でも厨二病が未だ解けない僕はこういう思いもあります。

僕の人生はある意味で、この子供じみた甘ちゃんの考えでも「豊かに生きられる」ことを証明するものなのかもしれません。
 

信頼できる最高のクライアントと、

一緒に未来を切り開きたい最高の仲間と、

僕は自分の活動に邁進していきたいと思っています。

今回の経験は次につなげますし、もっと頑張ります。
 

長文になりましたが、読んで頂きありがとうございました。

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フリーランスの失敗

この思い、届けッ!!!

ABOUTこの記事をかいた人

1988年、生まれのみ岩手県花巻市で、育ちは神奈川県川崎市。2011年、早稲田大学 政治経済学部 経済学科を卒業。体育会ラグビー部に所属し、日本一を経験。五郎丸選手が4年生の時に1年生だった。2011年、野村證券入社。自分の能力のなさに絶望し、1年半で逃げるように退社。その後独立を試みるも、騙されて貯金を切り崩し、アイフル・アコム・レイクで借金100万円を負った。ブログを開始し、今までの失敗談や自分の考えを書き始めると、人生が面白くなり始める。