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人生

[大阪スカイビル]人生で初めて母親にご飯をご馳走した夜。

スカイビル
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トップ画:Find Travel

香港で貧乏野宿旅をしています。

知り合った人におすすめされるがままに行動を選択していて、昨日「The peak」に行き夜景を見ました。


画像引用:ジャンボ百花繚乱

世界三大夜景にエントリーするくらい立派なものでした。
 

でも僕は、大阪スカイビルのほうが素晴らしいと思ってしまいました。

大阪スカイビルにまつわるエピソードが、僕に大阪の夜景を美しく見せているのでしょうか。

2011年、野村證券社員として見せられた大阪

僕が初めて大阪スカイビルに行ったのは、野村證券の新卒入社1年目の研修期間でした。

その年は東日本大震災の影響で集合研修がなく、いきなり支店配属となりました。

集合研修が急遽中止になり、いきなり支店配属だったもので、支店側も準備がバッチリだったとは言えなかったことでしょう。
 

ある日、上司にスカイビルに行くように指示され、昼間の大阪の光景を一望して支店に帰りました。

帰ると上司は言いました。


 

「見渡す限りのオフィスビルを見ただろう。

これは全部お前らのお客様になりうる人たちだ。

これから頑張ってお前たちは今日見たビル全部を開拓してお客様にするんだ」
 

入社したててトップセールスになる気満々な僕は、上司の言うことを理解しようと努めました。

しかし結局力尽き、挫折し、1年半後には新卒カードを捨て、優良企業から身を引く決断をしました。

野村證券の辞め方。新卒入社、在籍1年半、僕は給料泥棒でしかなかった。

2012年、母親が大阪に来て一緒に見た大阪の夜景

1年後、僕はアリさんマークの引越社でバイトをしていました。

同時に悪徳商法に騙され、月13万円ずつ支出を余儀なくされていました。

バイトの収入も高いわけはなく、どんどん経済的に疲弊していく一方でした。


 

そんな中、母親が「勉強会が大阪であるので泊めてほしい」と言ってきました。

大晦日も実家に帰ることなく、悪徳商法に没頭していたので、母親に会うのは久しぶりになりました。

といっても僕が住んでいたのは4畳半の部屋で、座った状態で全てに手が届くコンパクトを極めしところです。

さすがに泊めることは断りました。

(その後、他の女の子は出入りすることにはなりましたがね☆ミ)

ブラック企業のアリさんマークの引越社でバイトしてます。

母親に人生初めてご馳走した大阪のお好み焼き

母親が大阪に来る日、夜に待ち合わせをして、夕飯を一緒に食べることになりました。

適当な店で大阪らしいものを食べようとなり、“ぼてじゅう”のようなよくあるお好み焼き店に入りました。

お好み焼き

Photo credit: SteFou! via Foter.com / CC BY

 

久しぶりの面会に興奮することもなく、普通に近況を報告しました。

母親には悪徳商法に従事していることを打ち明けていたので、頑張って大成するぞと言っていました。

(その後、1年間で貯金を使い果たしました)
 

でも母親は自宅から仕事で巣立った息子と、勤務地で再会していることに喜びを感じているようでした。

そして今回は僕が支払うと事前に言っていたので、その嬉しさも噛み締めていました。

僕は母親の手前、心配させるわけにも行かず、経済状況の悲惨さについては明かしていませんでした。

[ネットワークビジネス]毎月13万円支払っていた当時の写真を公開

大阪スカイビル、空中庭園へ

母親が大阪を観光する気で、事前に空中庭園について調べてきました。

野村證券1年目に行って以来、久しぶりに行くことになりました。
 

空中庭園は入場料を支払わなければなりませんが、そこでも僕が支払うことにしました。
 

最上階に行くと外に出ます。

素晴らしい光景がそこには待っていました。

画像引用:αで楽しむフォト生活

 

母親はただただ感動しているようでした。

初めておごってもらえたこと、自宅から離れた息子と勤務地で会えたこと。

様々な感動に包まれているようでした。
 
 

「かつひろ、あなたが結婚するような人が出来たら、

こういう場所でちゃんとプロポーズするんだよ。」
 
 

そんなことを母親は言っていました。
 

帰る時には、空中庭園の最上階に行く手前にある、カップル用の撮影スポットで、僕は母親とツーショットを撮りました。

母親は僕の腕をギュッと握っていました。

今の自分、頑張れているかな

香港に来て、The Peakの夜景を見て、こんなことを思い出していました。
 

現在の僕は両親に経済状況もすべて話し、一時は作った借金100万円をすべて肩代わりして返済してもらいました。

最近では両親にご馳走することなんてありません。

むしろ、実家に帰れば寄生虫のごとく、ただで用意してもらえるご飯にありついています。
 

こんなんでいいのかな?

もっと出来ることはないのかな?
 

そんなことをふと考えていました。

もうちょっと頑張ってみよう。
 

もっと楽しく!

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