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仕事

野村證券3年以内の若手社員に借金200万円あるのはザラという話。

高給取り
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ブログを読んでくれた野村證券の現役社員から連絡がありました。

僕が現役社員だった頃の経験を書いた「野村證券の辞め方」を公開して以来、関係者から何度か連絡をもらっています。
 

以前には同期社員から連絡をもらい、現役社員としての苦悩を聞きました。

野村證券から内定をもらった大学生も会いに来たこともありました。

今回は見知らぬ現役社員でしたが、タイミングが合ったので会ってみることにしました。

私、会社辞めるんです

彼は入社3年目で、会社からはもう身を退く覚悟を持っていました。

会社の可能性を心から信じられない、会社にすがり続けても自分の人生は拓けない。

そんなことを彼の言動と姿勢から感じました。
 

なので「どうしたら退社してからも生きていけるか」というのが聞きたいことだったようです。

僕は新卒1年半で退社し、その後曲がりなりにも現在まで生き永らえています。

「まぁ、どうにでもなるっしょ!」としか僕には言うことがありません。

無職やフリーターを辿りながらも、僕がどうにかなってしまっているからです。

野村證券の現在

やっぱり厳しい文化は健在みたいです。

ただ僕の記事に書いた経験よりは、大分マシにはなっているそうです。

そんな支店に配属されなくてよかった、と言っていました。

ということは支店によっては現在も激しいところはあるのかもしれません。

僕が辞めてから4年ですが、そんなに早く変わっているとは思えませんし。
 

今ではコンプライアンスがさらに厳しくなっているので、あんな環境はありえないと言っていました。

記事に書かれているようなことをしたら、パワハラですぐに飛ばされてしまいますよ、と神経過敏になっている現実を話していました。

僕が現役だったときは、僕の支店は優しい方だったんですけどね。

当時の僕の違う支店では四季報が空を舞う、机やイスが破損したりする、ということを聞くことも1度や2度ではありませんでした。

国が肩を持った詐欺集団

営業マンはいくらお客様のために頑張っても、お客様が報われることは相場に左右されるのでなかなか難しい仕事です。

さらに、「証券会社と付き合えば付き合うほど資産が減る」なんていう人もいます。

その側面は確かにあり、それは売買の際に手数料がかかるからです。
 

お客様は資産を増やすために、預金以外の金融商品に投資します。

ですが相場に左右され、資産価格が下がった場合に損益確定の売買をする際にも手数料はかかってしまいます。

証券会社はお客様の資産の増減にかかわらず、収益が発生するということです。
 

さらにネットが発達した現在では、営業マンを挟まずネットでダイレクトに取引すれば、大手証券会社の1割の手数料が済んでしまいます。

(4年前の当時も同様です。1割よりももっと安いかもしれません)

その手数料分を一生懸命になったところで、成果としての利益が人力で勝るのはなかなかの所業でしょう。
 

それを補うための営業力、コミュニケーション力、人間力が営業マンには求められているのかもしれません。

ですが、彼にとってはお客様は自分の頑張りに喜んだとしても、結果として資産が減ってしまっているのでは、健全なビジネスではないと感じているようでした。
 

こういう状況を捉えて、僕の知り合いの社長は

「野村證券なんて国が肩を持った詐欺集団だよ。良かったね、早く辞めて。」

何ていう人もいました。

そういう捉え方をされてもしょうがない側面はあることでしょう。

健全には思えない商売の仕方

上記のように売買をたくさん促せば儲かる商売というシステムだったので、僕から見る当時の証券会社は新しい取引先を作っては売買をたくさんする。

そしてお客様の体力(資産)が減ったら、次の新しいお客様を開拓する。

それを延々と繰り返す。

そういう風な商売をしているように見えました。
 

そういう状況で損を被ったお客様のクレームが増えたのか、手数料の高い投資信託の短期での売買は禁止されていきました。

ただ支店長の印鑑があれば短期での売買が了承されます。

数字第一、売上第一の支店では、支店長印が回転扉のようにバンバン押されていっているように僕には見えました。

高給取りなはずが、借金地獄

「野村證券は30代で家が建ち、40代で墓が立つ」なんて格言があるそうですね。

それほど“激務”かつ“高給取り”であると言えます。

ですが、彼は高給取りの一員なはずが借金が400万円ほどあるというのです。
 

確かに僕が在籍していたときも、大きく稼いで、大きく使うという文化はあったように感じます。

後輩には奢る、女性には奢る、そういった虚勢をいかに張り続けるのかというプライドの勝負があったように感じます。

見栄っ張りで言えば外車を買う文化、ゴルフのためにも車を買わされる文化はあります。

そういう人の場合には200万円じゃ収まらず、それ以上のローンはあることも考えられます。
 

それと共に、平日に計り知れないストレスを発散するには大いに消費に走らなければ、自分の精神が保てないのかもしれません。

彼より年次の低い社員でカードローンを限度額まで引き出しているような社員もいるそうでした。
 

余談ですが、「ふうジャン」という賭けごとを僕の違う他支店の社員同士でやっていた文化がありました。

僕は大阪勤務でしたが、大阪といえば飛田新地があります。

約15分で20,000円くらいのサービスを提供してくれますが、その全額をじゃんけんで負けた人が支払うというものです。

そんなことをしていたら、いくら高給稼いだとは言え、借金を被ってしまうのも仕方がないことなのでしょう。

健全な社会のあり方

以前に出会った風俗嬢であり、かつ野々村議員で話題になった政務調整費をもらっている議員の愛人は月にウン百万の稼ぎがありました。

その稼ぎの消費先はアイドルの追っかけであり、世界中でライブがあれば、それを全行程見に行くなんて生活をしていました。

だから「いくら稼いでもお金が足りない」なんて言っていましたね。
 

営業マンやこういった人やが増えればGDPは加速度的に飛躍するでしょう。

ですが、こういった社会が健全なものなんでしょうかね。

人それぞれで大いに構いませんが、僕個人としてははあまりこういった行動の選択は望めないですね。
 

すこし論調がズレるかもしれませんが、ちきりんさんの言っていることと共通することはあるんじゃないでしょうかね。

□参考:GDPは100兆円くらい下げたほうがいいのでは?  – Chikirinの日記

これは一側面からの意見にすぎない

以上が僕の経験から考えた意見です。

ただこの意見も一側面からの考察に過ぎません。
 

先日営業会社のリアルとして書かれた記事を読みました。

□参考:ブラックな営業会社のリアル。 | Books&Apps

野村證券のことか!なんて思いましたが、これも一側面を切り取ったものでしたありません。

これがすべてということも言えますが、これはすべてではないと言えます。
 

僕の意見もこのように一つの意見にしか過ぎませんので、ご了承頂ければと思います。

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