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【離婚、高齢者、貧困】引越現場は社会問題の最前線である。

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久しぶりに大手引越社にバイトとして復帰しヒーヒー言っています。

昨日は標準的に午前午後で2件現場をこなし、合計10t(トラックの容量が基準)の引越を行いました。

全てエレベータのある現場で楽なはずですが、久しぶりの僕には相当しんどかったです。

重い荷物を持つと背中に張りを覚え、その痛みを通して、入りたての右も左もわからなかった新人の頃のことを思い出していました。

引越の原風景は“東大阪”にあり

僕は悪徳商法に洗脳され職を転々としている中、大手引越社でバイトをすることにしました。

□参考記事:【新「新卒3年間」論】僕は新卒3年間で最高の経験をした。

肉体労働の朝は早いです。

働く日には5:30に起き、朝食を自分で作って摂ります。

節約のために弁当も毎日持って行っていました。

だから朝ごはんと昼ごはんは基本的に同じものでした。

そして6:00には家を出発します。

梅田駅のとなり福島駅周辺に住んでいたので、守口にある支店まで10kmくらいありました。

国道2号線を雨の日だろうが自転車で40分くらいかけて走って通いました。

ラグビーの町・東大阪

配属されたのが東大阪支店でした。

あらびき団でモンスターエンジンが披露したネタ「鉄工所ラップ」のイメージしかない全く知らない土地でした。

参考:

後に高校ラガーマンの聖地・花園があることに気づきました。

1年間出たり入ったりしながら在籍し、助手として運転手のナビを務め続けた結果、土地柄が少しは分かるようになりました。

中環、内環、外環、163号、8号、中央大通あたりをよく走っていました、懐かしい。

今までと質の異なる仲間

僕は私立大学を出て、日本一のラグビー部に所属し、そして大手金融企業に在籍しました。

社会的にはおそらくアッパー層な人たちと付き合ってきたのでしょうが、肉体労働となると最底辺に近い人達になります。

バイトには高卒、中卒、役者やミュージシャンを目指す夢追い人などが多くいました。

だから僕のステータスを見た仲間からはよく「エリート・ニート」なんて皮肉られたものでした。

しかし今まで付き合う機会がなかった人たちと接することで、身を持って様々なことを学べたのは事実です。

そして学んだことの大半は日本が抱えると言われるような社会問題的な事柄でした。

ラグビー経験者の先輩の話

同い年ですが、正社員で先輩のAさんという方がいらっしゃいました。

僕が大学でラグビーを経験し、日本一のチームに居たという話にAさんは食いついてきました。

Aさんは僕に話しかけてくれました。

A「お前ラグビーやってたみたいやな、俺もやっててん」

僕「マジすか!いいっすね!いつからいつまでやってたんすか??」

A「高1から高2までやな。」

ほっほー、そういうことですね。

Aさんはなかなかやんちゃそうだったので、どうせ監督とケンカでもしてやめたのかな、と勝手に想像しました。

そしてその後に返された答えに僕は考えることになりました。

僕「え、何やめてんすか!wなんでですか??」

A「家庭の事情やねん。お金がなかってん。

なんだか僕は相手のことなど何も考えず、ズケズケと聞いてしまったことに後悔を覚えてしまいました。

実は豊かだったのか、自分

僕は高校から大学まで7年間なんの不自由もなくラグビーを続けられました。

もしかしたらこれは、そんなところに意識を向けさせなかった両親の陰の努力があったのではないかと考えました。

僕は本当に恵まれたところで育ったのだ。

母親は自分は“貧乏だ”と口癖のように言っていましたが、実はそうではなかったのだと初めて身の丈を確認した瞬間でした。

そもそも引越はいつするのか

引越に話を戻します。

そもそも引越はいつ必要となるのか。

結婚して一緒に生活するという時の引越は雰囲気から幸せがにじみ出ています。

そういう場合は気持ちよく仕事を出来ますが、逆を考えるとどうでしょうか。

① 離婚

離婚して別々に生活をしなければならないという時にも引越は必要となります。

僕の勤めている大手では離婚の現場を「GB」と言います。

お客様にわからないように話すために用いるのですが、要するに離婚のことを“Good Bye”としてGBと言います。

GBの現場はしょっちゅうあります。

GBを乗り越えてそれを話せるようなお客さんだとコミュニケーションを取れます。

しかしGBのショックの渦中にいるお客さんだと、気を使って作業をしなければならないので、なかなか難しいのです。

僕は経験したことはありませんが、ひどい時には“警察立ち会いのもとの引越”なんてこともありえてしまいます。

二人の間で争いが起こるのを防ぐためです。

また離婚した直後に引越を依頼し、引越最中に物件を決めるなんてことも仲間の現場でありました。

仕事を引き受けたはいいが物件がなかなか決まらずに、ものすごく待たされたと聞きました。

② 寝たきりの高齢者

ある高齢者が一人暮らしをしています。

身体が不自由になり、1人での生活が困難になります。

そうすると老人ホームに引っ越すことが選択肢として生まれます。

そういう引越もよくあるのですが、大抵がゴミ屋敷のような様相を呈します。

言ってしまえば、なにか“死臭”のような気配すら感じます。

ホコリだらけで呼吸がしづらく、どれがゴミでどれが荷物かの区別が付きません。

③ 貧困・シングルマザー

引越の現場によってはお客様の支払いではなく“役所払い”ということもあります。

要するに生活支援を受けている家庭は、引越の料金を支払うことが困難です。

そのため、役所が代わりに支払いを済ませるということです。(たぶん)

僕が経験した記憶に新しい現場は僕よりも若いシングルマザーの家庭でした。

お母さんの父親と子どもたちと同居していました。

若いお母さんは金髪で、小学生くらいの子どもたち2人も金髪でした。

父親があくせくと動きまわって準備をしていましたが、お母さんと子どもたちは動こうとしません。

3人からは生きる希望のようなものを全く感じられませんでした。

何が楽しくて生きているのだろうかと、現場を終えてから考えてしまいました。

引越現場は社会問題の最前線

現場をたくさん経験し、社会で問題とされる部分に触れることが出来ました。

僕はこうなってはいけない、こうならないようにするにはどうすればいいんだろう、と考えることもありました。

それでもそんなことを考えるだけ無駄だと考えました。

自分の今を精一杯生きることにします。

もしそのような状況になったらその時考えることにします。

もっと楽しく!

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カルロスは“引越アーティスト”改め、“引越コンシェルジュ”となりました。

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