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[1食50円の野外訓練]便利さの変わりに失ったもの。本当の“いただきます”とは。

青年海外協力隊、駒ヶ根訓練所、野外訓練
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青年海外協力隊、駒ヶ根訓練にて野外訓練を終えました。

トップ画:Photo credit: Rob Young / Foter / CC BY

野外訓練とは

(1)普段とは異なる生活環境下においても柔軟に適応する力と、(2)共同作業を行う力を養う

ことを目標として取り組みます。

民間企業から講師を呼んでチームビルディングの研修をすると言った内容です。

普段活動するための運動会で見られるようなテントをグラウンドに設置したり、森の中でチームビルディングのためのワークをやったりしました。

野外訓練中には屋内に入ることは基本的に許されず、寝るときは講堂の固い床の上にに寝袋とマットで寝て、お風呂も入れません。

使える水道が決まっており、そこまで山を登って降りて100m以上運ばなければなりません。

さらに食事の度に、毎回火おこしから開始することになりました。

言うまでもなく、パソコンや携帯などは持って行くことが許されず、指定されたものしか荷物として持って行くことは許されません。

メインポイントはチームビルディング

チームビルディングを学ぶことを目的とした訓練です。

もちろん用意されたゲームやアクティビティを通して様々なことを学びました。

野外訓連のためのチームは当日に発表され、よく知らないメンバーばかりでした。

でも2日間を通すと仲良くなり、チームとして一つにまとまることが出来ました。

2日間疲れましたが、楽しい時間ばかりだったので、紛れもなく素晴らしい体験でした。

「いただきます」と言いたくなる

しかし僕の中で大きな学びになったことは「いただきます」と心から言いたくなったことでした。

皆で分担して一生懸命作ったご飯は毎回本当に美味しかったです。

これは普段と比べても本当にびっくりするくらい美味しかったです。

いつもならばお金を出せば、訓練中に限れば時間に行くと出てくるご飯に「いただきます」ということは僕の場合ありませんでした。

本来の「いただきます」に込める意味

僕はこの学びを最後の振り返りの時に皆に共有しました。

すると、インドが好きな、普段から瞑想をよくしている、常人とは住む次元の異なるユニークな友人はこう言っていました。

俺の場合は毎回ちゃんと“いただきます”を必ず言う。

それはもちろん自分が前職で農業に従事していたということもある。

ご飯を作ってくれた人、食材を運んでくれたトラックの運転手、そしてもちろん生産者。

さらに今の訓連の場合、国の税金で訓連を受けさせてくれているわけだから、国民の方々。

今から食べる食事に関わった全ての人たちのことをちゃんと考えて、俺の場合は毎回“いただきます”というふうにしているよ。

でも野外訓練を通して、カルロスがそう感じてくれて本当に嬉しく思ったよ。

確かにその通りだと感じました。

この言葉は僕が小学校の時の給食の際に、担任の先生にも言われたことがありました。

当時それを体感として感じることが出来ず、なにか教科書に書いてある正解のように感じてしまいました。

しかし今自分の身体を持って体感し、また普段からそうしている友人の体験をもって聞いて見ると、僕に感じる意味は全く異なりました。

文明によって確かに便利になったけど

もう一つの学びは、文明の利器は人々の暮らしを本当に便利にしたな、ということでした。

普段ならうどんを食べるならスーパーで買ってきて、ガスコンロを捻ってお湯を沸かして入れるだけです。

でも野外の場合はうどんをこねて、火を起こして、1人が火加減を見ながら違う人がうどんを混ぜたりする必要があります。

ガスコンロを使えば1人でできることを野外の場合はたくさんの人を要することがわかりました。

むしろガスコンロを使えば1人で同時にもっといろいろな作業が出来ます。

これは料理に限らず、全部の作業が共通してそういう風になりました。

生産することはきっと楽しい

毎日こういった旧来の行程をすることになるなら「しんどいかなー」とも考えましたが、慣れればもっと楽に出来るかもしれません。

また火をおこす、うどんをこねるなどといった普段しない生産する作業は、本当に楽しいひと時だったのは事実です。

便利さや効率性をを追求した結果、人と協力すること、生産を楽しむことを少し忘れてしまったのではないかなと思いました。

1日150円の食費

ちなみにタイトルにしている「1食50円」とは、今回の野外訓練では“1日150円の食費”になるように食材が提供されたところから書きました。

これは世界の最貧国のスタンダードだそうでした。

でも1食50円でもとても美味しく、空腹に襲われずに食事を楽しむことが出来ました。

これを自分の通常とすればもっと生活コストも下げられそうだし、自分は本当に贅沢しているんだなととても感じました。

素晴らしい体験でした。

関係してくださった皆様、本当にありがとうございました!

もっと楽しく!


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