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かんがえたこと

スカウトマンとして夜の世界に生きた人の実録。#新宿スワンの世界観

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大手引越社で働いている中で、様々な方たちに巡り会いました。

□参考記事:【離婚、高齢者、貧困】引越現場は社会問題の最前線である。

その中でとても印象的だった佐藤さん(仮)がいました。

彼は福岡の方で、福岡から東京に引越し作業をする際に、東京側の助手として一緒に作業しました。

元スカウトマン

作業中には話せませんが、車で移動している時にはたくさん話が出来ます。

その時は移動時間が長く、佐藤さんの話をゆっくり聞くことが出来ました。

若くて血気盛んな感じだったので引越の前には何をしていたかと聞くと、福岡で“スカウトマン”をしていたそうでした。

スカウトという職業の実態をあまり詳しく知りませんでした。

要するに道ゆく女性をスカウトして、風俗業やAV出演に促す仕事でした。

確かに歌舞伎町にはホストみたいな方々がたくさんいますが、そういった方たちなのかなと思いました。

(正確には現在、路上でのスカウト行為が禁止されているので、今では出来ないはずです。)

月の手取りが100万円を超えていた

佐藤さんは仕事ができる人だったので、月の手取りが100万円を超えていたそうでした。

しかしこれは完全にブラックマネーです。

帳簿に記録されず、税金のかからないお金でした。

だから一般的な肩書は無職になってしまうとのことでした。

稼げない人は社長に借金をする

佐藤さんは稼げたからまだ良かったものの、大金を稼ぐためにスカウトマンを志す人も多いそうでした。

しかしスカウトが上手く出来ずに生活費を稼げないと、所属している組織の社長に借金をすることになります。

社長は優しく進んで借金をさせてあげるのですが、いざ利子が莫大になって返せないことがわかると態度を豹変させるそうでした。

そして何が何でもお金を稼ぎ出させ、返済させるように仕向けるのでそうでした。

東日本大震災の労働者の現実

行き着く先は危険なところでの作業だそうです。

一部週刊誌で報道されていたそうでしたが、東日本大震災の被災地で働く人達の多くには刺青が入っているような人たちだったそうです。

要は莫大な借金を返すために、危険なところでの作業を強いられるそうでした。

3.11の時には原発から近ければ近いほど日当が高くなるそうで、5万円くらいにも及んだそうでした。

社長に仕向けられ、5万円のところで働くような人は自分の手取りなどはほとんどなく、全て借金返済に当てられているそうでした。

あの超有名AV女優が一本出演すれば◯百万円が動く

佐藤さんもたくさんの(名の知れない)AV女優を排出したそうでした。

スカウトした女性がAVに出演することになると、いつも利用する美容整形などにも促したそうでした。

彼の上司が全国的にも有名な女優をスカウトしたそうでした。

その女優が一本出ると◯百万円が動いていたそうでした。

そこから計算すると現在(相場額は下がったとはいえ)誰もが知る超人気のAV女優が一本出演すると◯百万円は動いているだろう、と話を聞かせてくれました。

「男性が稼いだ先には若くてきれいな女性に貢ぎ、女性が稼いだ先にはダイヤやバッグなどの物に浪費する」と一般的には言われています。

ところが、AV女優などで大金を稼ぐ女性は、実は男性に貢ぎがちだということを教えてもらいました。

固定費を支払ってくれる存在

またスカウトマンには基本的に“固定費を払ってくれる女性”がいると言っていました。

普段男性から見向きもされず、あまり優しくされない女性がスカウトマンに優しくされると勘違いしてしまいます。

もし担当のスカウトマンが自分のタイプの男性だったらなおさらです。

そして「自分が稼いでこの人を楽にさせてあげよう」と思ってしまうらしいです。

だから佐藤さんにも以前現役で働いている時には、家賃や通信費などすべての固定費を払ってくれ、貯金まで作ってくれる女性がいたと言っていました。

佐藤さんは他の女性と結婚して夜の世界から足を洗ったのですが、その時にはもちろん貢いでくれた女性から縁を切ったそうでした。

敵のボスの女性を奪う

佐藤さんは20歳になるかならないかの頃、かなりヤンチャをしていたそうでした。

僕が「何が一番ヤバかったですか?」と聞くと一番ヤバかったエピソードを披露してくれました。

スカウト団体にはケツ持ちがいる

各スカウト団体には“ケツ持ち”と言われる存在がいるそうです。

要するに何かあった時にはそのケツ持ちが出動してくれ、事なきを得ることになります。

佐藤さんの団体にももちろんケツ持ちが居ました。

スカウト団体にはそれぞれの勢力に応じてテリトリーがあるそうです。

この通りから先は敵のテリトリー、ここからこっちはウチのテリトリーと言った具合です。

だからテリトリー外でのスカウト行為は禁止されています。

テリトリー外で敵のボスの女性をスカウト

佐藤さんは若気の至りで「なるようになれ」と思い、敵のテリトリーで、さらに敵のボスが抱えている女性をスカウトします。

そして自分の店で働かせることにしました。

するとある日普通に道を歩いていると、名探偵コナンで見られるようなシチュエーションに出くわします。

つまり、突然後ろからハンカチで口元を押さえられ、強引に車に乗せられさらわれたそうでした。

縄で縛られ、目隠しを掛けられ、しばらく身動きが出来ない状態で進みます。

そして車が止り、外に出され、目隠しをとられると、そこは山の中だったそうです。

目の前には人一人が入るくらいの穴が掘られていたそうでした。

抵抗することも出来ず、佐藤さんはその穴の中に入らされます。

そしてしっかりと土を被さり、顔だけ出る常態になったそうでした。

携帯で仲間に電話

埋められる前に自分の携帯だけは出されていたそうでした。

そして仲間に電話をされ「助けに来てくれるように言え」と指示されます。

しょうがなく助けに来てくれるように仲間に伝えました。

この時佐藤さんは全く怖くなかったそうでした。

なぜなら殺されることはなく、ただの見せしめに過ぎないとわかっていたからでした。

そして自分の所属する組織の社長に怒られることだけを懸念していました。

というのもここまでの事態になってしまったので、ケツ持ちを出動させることになるからです。

ケツ持ちを出動させるには大金を支払う必要があるそうでした。

しばらくすると仲間たちが到着

しばらく待っているとケツ持ちと仲間たちがその場につきました。

そして組織対組織の大きな死闘が始まります。

佐藤さんは土に埋められている状態なので、身動きが取れません。

ただただそのケンカを見ることしか出来ませんでした。

そのケンカは無事に佐藤さんの組織が勝利を納め、無事に土の中から救出されたそうでした。

その後社長にはえげつないくらいに怒られたのは言うまでもありません。

新宿スワンの世界観

自分の知らない世界は知っている人に聞くことが一番です。

体験するのが一番手っ取り早いですが、佐藤さんの状況には僕は飛び込めませんね。

話を聞くだけで十分でした。

そしてこの世界のことが漫画でわかるよとのことで新宿スワンを奨められました。

今映画もやってますね。

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参考:映画「新宿スワン」公式ホームページ

僕は佐藤さんの話を聞いた後、即効でTSUTAYAで借りて全巻読みました。

非常に面白かったですね。

好きな人はぜひ読んでみてください( ´ ∀ ` )

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